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デジタル著作権管理(DRM、Digital Rights Management)
デジタルファイルはコピーしても元と同じなので、ファイルの拡散を防ぐだけでは著作権を守りにくい。DRMはコンテンツを暗号化してロックしたまま流通させ、支払った人にだけ決められた条件の範囲で開く。図は電子書籍1冊が出版社から自分の機器に届くまでの流れだ。
たとえ:本はロックされた箱で届き、箱を開ける鍵はライセンスに入って別に届く。アプリの中の警備員が条件を守らせる。
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包装
出版社が元の電子書籍にメタデータ(書名などのタグ)と識別子(固有番号)を付けてパッケージャ(包装機)に入れる。パッケージャは本を暗号化して、セキュアコンテナ(ロックされた箱)にする。箱をロックした鍵と利用条件は、クリアリングハウスに別に預ける。クリアリングハウスは鍵を保管し、ライセンスを発行する別のサーバーだ。
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配布
セキュアコンテナはコンテンツ配信者(書店・ウェブ)を通って自分の機器に届く。ファイルがコピーされて広まっても、許可のない人は開けない。DRMはコピーそのものより、コピーを許可なく使えなくすることで不正流通を防ぐ。
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要求
アプリの中のDRMコントローラ(警備員)が、コンテナに付いた識別子と自分のアカウント・機器の情報をクリアリングハウスに送り「この本を開いてもいい?」と尋ねる。
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確認と発行
クリアリングハウスが支払いを確認し、ライセンスを発行する。ライセンスの中の鍵は自分の機器だけが解けるようにもう一度ロックされていて、利用条件(例:30日間閲覧、印刷不可)も一緒に入っている。誰がいつ受け取ったかは利用履歴として記録される。
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閲覧
DRMコントローラがライセンスの条件を確認し、読んでいる間だけコンテナを開けて画面に表示する。ファイルはロックされたまま残り、読んでいる間も許可されていない印刷・コピー・画面キャプチャを防ぐ。ライセンスを別の機器に移しても、その機器は鍵を解けない。
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精算
クリアリングハウスにたまった利用履歴(販売・レンタルの記録)をもとに、出版社と著作権者に収益を精算する。